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起き上がる大学生

内定を勝ち取るために頑張ります。

敗者の系譜。

2017年。

俺の負けは確定し、俺は薄々感じつつあった敗北をようやく実感した。

俺は大学3年生の24歳。

高校時代は日東駒専の付属で入学式では推薦合格者対象の学力試験で上位となり辞退者に助けられ式辞を読む。また部活動でも県上位になったそこそこできるやつだった。

しかし人格というものが崩壊しており、人の意見を許さなかったので、自分を客観的に見ることのないまま周りに気をつかわれ誰にもまともに相手にされないまま育ってしまった。

何度も警告をうけたにもかかわらず、たいした結果も出さないのに人を馬鹿にし、いっときの優越感を満たすことを選んだ俺にまともな人間や結果がついてくるわけがなく、まともな将来が待っているわけもなかった。

高校では自分の人を馬鹿にする癖が原因となりいじめられた。家も母子家庭でお金がなく、推薦で東京になど行けないし、なにより実力もないのにプライドだけ高い痛すぎる性格で日東駒専にすら進めなかった。学費的に国立に行かねばならない状態で何一つ勉強できず。部活以外ひきこもり毎日寝る現実逃避の日々。

あげく卒業後は東京に新聞配達兼浪人に行くも失敗。親に60万の借金をつくる。

その後完全にひきこもり。半強制的に入った予備校でもいじめられ、仕返しで問題を起こし、途中で停学となる。20歳になって、どんなに勉強をしても学力が上がることがなく、苦しんだ結果だった。

3浪目も予備校を変えて通う。しかし全く成績があがらず室長から来るなと何度もいわれる。親以外話し相手もいない、休みも一日もない状態で毎日昼食なしで10時間以上座り続ける日々。最長で9時間座り続け書き写していたことが記憶にこびりついている。最初の方の飲み物は週1回の100円の小遣いで買う味のない炭酸水だけだ。最後の方は他の予備校生に汚いと言われながらもトイレの水をよく飲んだ。

 

まともな意識すらなかった。本当にアルバイトもできない状態だった。真の地獄。ちなみに俺がまだまとも、ともいえる意識をとり戻すのは大学3年の6月になる。

 

そんな俺に転機が訪れる。

引っ越しだ。

状況は一変。成績は上がり始めた。引っ越して数か月の勉強でなんとか国公立大学に進学するもまたいじめ。彼らからみてどう考えても格下で実力もないのにでかい態度でもう負け組確定と自分を笑っていたおれはさぞかし不快だっただろう。してないことをしたといわれたり存在を否定され続けるつらい日々だった。

 

そんなおれでもインターンに参加すると存在を肯定されている気がした。俺が出たのは選考のない1dayが主だったが、グループワークをすると1番をとることが多かったからだ。今ではレベルの低い中の相対評価でマシだっただけだとわかっているが当時は楽しかったし、最初のインターンは日にちまでしっかり覚えている。

 

徐々にインターンで選考のある企業を受けるようになったがGD、筆記で選考や一次は通っても、継続的な人間関係に難のある俺は数日間にわたるグループワークでぼろが出た。あるインターンでは、参加者とインターン担当者に人前で笑われることになった。日常でだってボランティアか日雇い派遣しかやってない。そんな奴がまともな場所でうまくいくわけなかったのかもしれない。

 

これが現実だ。