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起き上がる大学生

内定を勝ち取るために頑張ります。

敗者の証明。

 

それでもやり返すチャンスはあった。

ある企業でのインターンだ。そのインターンは実力と結果が重視されるもので、成績優秀者はお金と内定がもらえる仕組みになっている。

要は自分を笑っている企業より高いレベルの企業で認められれば良いのだ。

選考は一次、二次、インターン参加の流れだ。

一次の筆記をなんとか通過した俺は、少しだけ期待をもっていた。

 

もしかしたら人生変われるかもしれない。東大や旧帝大に進んで笑っていたやつらにも近づけるかもしれない、とね。本当に淡い妄想だった。

 

インターン内容には触れられないが、インターン前後はいけるのだろう。

 

実際はまず会場前でおまえが一番スペック低いわーという声が飛んでくる。そして、二次試験終了後も僕の書いた内容について公然とやじを飛ばされた。前の企業と同じ待ち伏せand侮辱だ。出来は最悪だったし、3週間ぐらいたって不合格でお祈りメールが届いた。

 

なんの努力もしてないと履歴書から考えられる人間に未来は開かれていないのかもしれない。当然の結果、因果応報である。

 

私はお祈りメールが届いたとき素直に負けた、と思った。

私のスペックではまともな企業ではエントリー段階か面接でおとされるだろう。

結果重視の外資にいけるほどの学歴も実力もない。私の大学は学歴だけでどうにかなるところではない。私は文系なので理系のように就活も甘くない。唯一の手段もインターン参加すらかなわず。

 

もう最寄り駅の焼肉屋で焼き肉をして楽しみ笑う中学高校の同級生に勝てない。

当然だ。

底辺スペックの俺が旧帝大学の理系院のやつらや早慶になんか勝てるわけがない。もうインターンで笑ってたやつらにも顔を向けられない。

 

ようやく自分の実力のなさを理解した俺は自分が敗者であることを理解した。

 

理解せざるを得なかった。